2015年8月6日木曜日

アナリストの矜持

データと予測が異なる時、異なる理由を明確にして、納得できる仮説を立てようとするか。
それとも理由が明確でないそのデータを受け入れるか。


仮に成果が同じだとしても、次のような違いがあるのではないでしょうか。

前者は試行錯誤により仮説の引き出しを増やす事が出来ます。それは解析士やマーケターにとって大切です。
なぜなら仮説は、データだけでなくサイトやユーザー心理、またはビジネス等のマーケティングを複眼視し、混ぜ合わせたものを創造力、連想力を用いて形にしたものだからです。
仮説の引き出しが多いマーケターは、より成果を生み出せると言えるでしょう。
 仮説に関連して、サッカーのザッケロー二監督も因果関係を考えるタイプのようです。
以下ブログから抜粋です。
試合の勝ち負けからではなく、「何が起きたのか」「何ができたのか」「何ができなかったのか」から入るようにしています。
局面や細部の分析を下から積み重ねて「だからこういう結果になったのか」とたどりつくよう心がけています。
原因と結果を突き止め、後々に活かすことを考えているのでしょう。
ただ後者にもメリットはあります。生産性が増し、多くのタスクをこなせます。当然かもしれませんが会社としては重要です。
シンプルにデータを活かすことは、消費者の多様なニーズを踏まえると理にかなっています。
深く考えすぎずにバッサリと切り捨てるバランスも重要ですよね。
結局は状況に応じてケースバイケースだと思いますが、(記事にもあるように)どちらを選択するかという判断も頭に入れておきたいところです。

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